EXTREME SAFETY
Safety is not enough
AGVのヘルメットは、安全性、パフォーマンス、快適性のすべてにおいて優れていなければなりません。
規制や期待以上に、細部にまでこだわり、完璧という意味をさらに高めています。
こだわりの中で生まれたものが「エクストリームセーフティ」です。このAGV独自の設計プロトコルは、製造工程、素材の選択、機能設計を通じて、生み出されるヘルメットの構造において究極のバランスを保証します。すべてのヘルメットが厳しいテストに合格しなければならない為、認証要件を満たすだけでなく上回る性能を発揮します。
安全基準を守るだけではなく、上回り新しい基準を設定する、AGVヘルメットの真髄です。
SHOCK ABSORPTION
衝撃吸収性は、エクストリームセーフティの評価基準の中でも最も厳しいものの一つです。
IMPACT AREAS
世界でも最も厳しいとされる法律では、衝撃吸収性をテストするために、ヘルメットに定められた6か所で速度7.5m/sの衝撃試験を行うことが義務付けられています。
SIDE PROTECTION
AGVはバイザーのシステムを可能な限り小さく設計することにこだわっています。それは見た目などのスタイルだけの問題ではありません。
バイザーのシステムは、シェルやEPSライナーによって覆うことができない為、転倒等による衝撃時の弱点となります。
それと同時に非常に小さな構造によって、より幅が広くなったバイザーを装着することができるため、視認性が向上し、走行中の障害物や潜在的な危険性からライダーを守ることができます。
AGVは、バイザーのシステムを市場平均よりも最大70%小さくしています。安全性はディティールから生み出されるわけではありません。細部にまでこだわるからこそ、大きな違いが生まれるのです。
COLLARBONE SAFE PROFILE
AGVヘルメットは、スピードと極限状態を求められ、何よりも安全性が重要とされるレースの世界から生まれました。AGVヘルメットを装着することで
、チャンピオンがお互いに、そして自分自身の限界を超えることができるようになりました。
また、現在多くのレースで採用されている、衝撃から鎖骨を守る特別な構造を開発しました。これにより、衝撃を受けた際にヘルメットにより鎖骨が傷つけられる危険性を大幅に削減することができるようになったのです。サーキット走行の為に、開発されたこのアイデアは、完璧を求めるすべてのライダーに提供することができます。
FACE PROTECTION
AGVのバイザーは、一般的なバイザーに比べて最大4倍の厚みがあります。ヘルメットのプロテクションシステムには欠かせないものであり、弱点ではなく、衝撃からライダーを守る盾なのです。
そのため、非常に堅牢であることに加え、小型で強靭な機構を備え、クラッシュや転倒時にバイザーが外れないよう、セーフティロック付きのセンターファスナー方式を採用しました。これはMotoGPでも採用されている技術です。
SAFETY IN SHAPE
70年以上にわたる世界最高峰のレースでの経験から、高速走行時でも空力的に安定し、首への負担を最小限に抑えるヘルメットを開発し、その形状がもたらす違いを実感しました。
そこで、空力的な観点から空気を切り裂くようなパーツを取り付けた形状のヘルメットを最初に設計しました。このアップグレードは、安全性から全く切り離して考えられたものではありません。AGVのスポイラーは、衝撃を受けると決められた方法で外れたり、壊れたりするように設計されています。これにより、必要な時に必要な場所でヘルメットの形状を維持することができ、衝撃によって発生するエネルギーを抑制することができます。